健康便り

7月の健康便り

夏の紫外線を避ける —健康—

太陽の光がまぶしく感じられるこの時期、気になるのは日焼けですね。「健康的」ともてはやされた時代もありましたが、最近では「日焼けは危ない」といわれるようになりました。実は地上に降り注ぐ紫外線は年々増加しているのです。

地上はるか上空にはオゾン層という層があり、ヴェールのように地球を覆っています。このオゾン層が太陽からの紫外線を吸収し、地球上の生命を守ってくれているのです。しかし、1980年代頃から冷蔵庫やスプレー剤など様々な方面でフロンガスが使われるようになり、このフロンガスがオゾン層を壊していることがわかりました。大気中に排出されたフロンガスがオゾン層近くまで上昇し、分解される際に放出する塩素原子がオゾンを連鎖的に破壊してしまうのです。オゾン層が1%減るごとに紫外線(UV-B)量は1.5%増加するといわれています。その結果、人体へのダメージが強くいわれるようになりました。
フロンガスはオゾン層の破壊の原因とよく言われていますが、紫外線増加の原因は他にもあります。日本では大気清浄化の取り組みなどによって大気が以前に比べきれいになりました。しかし、紫外線をさえぎっていた大気汚染物質が減少したことで逆に地上に到達する紫外線は増えたとも言われているのです。せっかく空気がきれいになったのに、なんとも残念な話ですね。
現在世界の多くの国がオゾン層を守るため塩素原子を含むフロンなどのオゾン層破壊物質の生産や輸出入を規制していますが、紫外線は少しずつ増加しています。欧米等では広く紫外線予報が出され、対策が進んでいるオーストラリアでは紫外線が強い日には小学校の戸外活動が制限されるといった措置も取られるなど、紫外線から身を守る取り組みが進められています。

ところで紫外線の何が問題なのでしょうか?紫外線によるダメージは皮膚などに蓄積され、やがてしわやしみになります。美容上の問題ばかりではありません。ダメージはさらに皮膚がんや白内障、免疫力の低下などの原因にもなるのです。

残念ながら一度浴びてしまった紫外線をなかったことにはできません。紫外線は一般的に1年の内では春から初秋、1日の間では正午をはさむ数時間が強いという特徴があります。まずは、朝から日焼け止めクリームを使い、長袖の衣服や日傘、帽子、サングラスなどを活用しましょう。紫外線の強い時間を避けて戸外活動をするとさらに良いですね。上手に紫外線を避けながら夏を楽しみましょう。

織姫と彦星の失敗に学ぶ —メンタル—

最近は七夕のイベントをよく見かけますが、恋人と幸せなひとときをすごす方も多いのではないでしょうか。大学生になると自由が増えるので、恋愛のパートナーを見つけて交際する機会もあるでしょう。

織姫と彦星も七夕の夜には逢瀬を許されますが、愛し合う二人が年に一度しか会えないのはつらいですね。でもそもそもは、二人が愛情生活に溺れて大切な仕事をほったらかし、周りのみんなが困り果てていたので、織姫の父親が怒って二人を引き離したのでした。

私たちも「やりたいこと」と「やるべきこと」に挟まれています。ずっと恋人と居たくても、授業がありますし、バイトに行かなきゃみんなが迷惑します。愛情がいくらあっても、それで「やるべきこと」がなくなるわけではありません。それを疎かにすると、単位を失ったり、信頼を失ったりして、二人の仲を維持するのが難しくなります。織姫と彦星はそのことを忘れて二人の世界に夢中になってしまったわけです。そしていつも一緒にいるという幸せを失いました。

それでは、私たちは愛情生活を犠牲にして「やるべきこと」を我慢してやり続けるしかないのでしょうか。それが大人の恋愛だとしたらちょっと味気ない気もします。

しかしどうでしょう。「やるべきこと」を疎かにしない人は信頼されるでしょう。そして信頼される人の恋愛は、みんなから祝福されるでしょう。みんなが二人の幸せを願います。また、働いてお金が貯まればちょっと贅沢な旅館に泊まったりできます。そうやって二人の愛情が満たされていくと、授業やバイトにもハリが出ます。「やりたいこと」と「やるべきこと」は対立するのではなく、補いあうものなのですね。

織姫と彦星もそのことに気づいていたら、ずっと二人でつつがなく生活できたのかもしれません。若い時の恋は夢見がち。でもその夢は、現実に根付いてこそ花開くのです。

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