健康便り

4月の健康便り

健康診断を受けよう —健康—

 春になり、履修登録などで何かと忙しいこの時期、各大学で行われるのが健康診断です。大学生の健康診断は学校保健安全法に基づき、毎年6月30日までに行われます。学生生活無料健康相談テレホンでは、「うっかり健診を受けそびれた」「体に悪いところはないし、受ける必要はあるのか」といった声も聞かれます。

 健康診断を受ける際、いくつか留意したい点があります。過度な飲食や疲労は結果に悪影響を及ぼすことがあるので、受診の前日は暴飲暴食をさけ,充分な睡眠をとるように心がけましょう。また、検尿やメガネなど、必要なものを忘れると十分な検査が受けられないことがあります。効果的に健康診断を受けるために、学校からの指示を必ず確認することが大切です。
 健康診断では、内科診察や問診の際に、医師や保健師などの医療従事者と直接話をすることができます。日頃病院と縁がなく、医療従事者に接する機会のほとんどない人にとっては、またとない機会です。体のことや食事、運動のことなど、健康面で何か気になっていることがあれば、あらかじめメモにして準備しておくとよいでしょう。短い時間でスムーズに質問したりアドバイスを受けたりすることができ、健康診断を有効に活用できます。

 健康診断の結果が出た後、どうするかも大切です。異常があれば放置せず、早めに医療機関を受診しましょう。結果に対して適切な対応をすることが、健診を有意義なものにします。異常がなかった場合、「健康診断を受けることは無駄だ」と思う人もいるようです。しかし、受けなければ隠れた異常は見つかりません。健康診断は、体に異常がないかどうかを確認し、自分の生活を考えるよい機会です。健康診断をただ受けるだけでなく、この機会を逃さず、しっかり体のチェックとメンテナンスをしましょう。

自分のコミュニケーションの癖に気づこう —メンタル—

 新生活、新年度が始まりました。新たな交流の場が広がるこの時期、人との関わり方に戸惑っている人も多いのではないでしょうか。会話が続かない、孤立している、深い人間関係が築けないなど、コミュニケーションの悩みは様々です。そんな時、自分では気づいていない「コミュニケーションの癖」がないかどうか、考えてみませんか。
 私たちは誰でも、これまでの経験の中で培われた「コミュニケーションの癖」があるものです。無意識に出るその癖は、プラスに働くこともありますが、マイナスになることもあります。例えば…

  • 気づくとつい自分の話ばかりしてしまう
  • 人の話を聞くばかりで、自分の意見はごまかしがち
  • 「でも」「どうせ」「そうじゃなくて」と、ネガティブな言い回しをする
  • 話している相手の顔を見ず、目をそらす
  • 意見を求められた時に、つい茶化して答えてしまう

など、悪気はなくても、いつの間にか相手を遠ざけてしまうような態度や素振りが身についてしまっていることがあるのです。
 何か思い当たる癖はありますか。人から指摘されれば振り返りやすいのですが、無意識に出てしまっている癖に自分で気づくのは難しいものです。
 まずは、自分が気になっているコミュニケーションの場面を思い出してみましょう。

「同級生とは気楽に話せるのに、先輩の前だと緊張してよそよそしくなってしまうなぁ。そういえば目も合わせられてなかったかも」
「ゼミの討論なら大丈夫なのに、友達との雑談はどうも苦手。どう答えようかと考えすぎて、相づちをうつ余裕もなかったなぁ」

 など、自分のコミュニケーションの癖が具体的に見えやすくなります。
 また、自分が不快に感じた相手の態度を書き出して、自分も同じことをしていなかったかを振り返る、という方法もあります。気づかないうちに自分も誰かを不快にさせていたかも、と振り返ることで、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけることができるでしょう。

 とはいうものの、いつでも、誰とでも、うまくコミュニケーションをとるのは難しいものです。大切なのは、自分の癖を知り、その気づきをどう活かせるか、ではないでしょうか。「あっ、今この癖が出てるな」「こういう場面の時は気をつけよう」と心に留めておくだけでも、マイナスのパターンに陥るのを防げることがあります。もちろん、自分のコミュニケーションの癖をすべて否定することはありません。「いつも話を聞くばかりだけど、それって聞き上手ということでもあるよね」と、大切にすべき「あなたらしさ」に気づくこともできるかもしれません。

 気づきを活かすことで、より深く相手と向き合えるようになるのではないでしょうか。

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