大学生の病気・ケガ・事故 2021

CO・OP学生総合共済 - 支払実績分析結果概要

学生の病気の傾向(生命共済)

病気の傾向(新型コロナウイルス感染症・精神障害を除く)

2021年度の支払件数は8,143件でした。

精神障害を除く給付申請時の学年

病気の傾向

病気入院では消化器系疾患・呼吸器系疾患が多く、新型コロナウイルス感染症・精神障害を除く病気入院の53%を占めています。消化器系疾患では多い順に①歯の発育および萌出異常、②急性虫垂炎、③不正咬合、歯、顎、顔面の異常で、呼吸器系疾患では、①気胸、 ②慢性扁桃炎、③急性扁桃炎の順です。急性アルコール中毒ですが、コロナ禍前の2019年の167件から56件に激減しています。

精神障害の傾向

2021年度の支払件数は409件でした。また、こころの早期対応保障は2,193件でした。

精神障害による給付申請時の学年

精神障がいの傾向

こころの早期対応保障による給付申請時の学年

※こちらは精神疾患の診療を受けたときの保障で、入院での保障ではありません。

2019年4月から保障開始の生命共済BF型では、精神疾患の診療を受けたとき、1共済期間に1回10,000円をお支払いする、こころの早期対応保障を設けました。コロナ禍の影響か年々利用者数は増えており、2021年度は2020年度の1,416件よりも大幅に利用者数が増えました。
精神疾患は重症化すると入院期間も長くなり、大学生活に大きな影響を及ぼします。この保障が、早めの受診をあと押しするためのものとなることを願っています。

学生のケガの傾向(生命共済)

事故種別によるケガ入院の傾向

2021年度の支払件数は7,300件でした。(コロナウイルス感染による事故入院件数も含んだ数です)

事故種別によるケガ入院の傾向

スポーツ事故(支払件数、平均入院日数)

交通事故(支払件数、平均入院日数)

スポーツ事故、交通事故とも首位の事由は例年と変わりありません。ただ、新型コロナウイルス感染症抑制を目的とし、外出の制限が呼びかけられた結果、スポーツ事故、交通事故、日常生活中の事故合計でのケガ入院は減り続けています。(2019年度3,183件→2020年度2,196件→2021年度1,856件)

※「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第6条第2項、第3項および第4項に定める感染症も当会の規定上事故(ケガ)扱いとしているため、グラフ合計と支払件数は一致しません。

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