生協学生委員会の予防提案活動紹介

自転車事故防止の取り組みのご紹介

最近ではテレビのニュースや新聞報道でも自転車事故による賠償責任の例が紹介されるなど、自転車による事故は深刻な社会問題になっています。大学生の生活においても、交通費の節約などの面から通学に自転車を使う学生が増えており、イヤホンをつけたままでの自転車運転や、スマートホンを使用しながらの「ながら運転」などが問題となっています。また、大学生協共済連の給付事例を見ても、2011年10月から2012年9月の1年間での自転車事故による共済の支払い合計は1,915件(全交通事故の3分の1)、学生賠償責任保険の支払い件数は841件(賠償事故の50%)となっています。

こうした事態を受け、大学生協共済連では「自転車事故防止キャンペーン」の実施を決定し、マナー講習や事故の危険性の訴えかけなどの取組みを推進してきました。今回はそういった取組みの中から会員生協で行われた特徴的な取り組みをご紹介します。

自動車学校と協力した取組み

山口大学生協
山口大学では学生の傘さし運転や音楽プレーヤーを使用しての運転など、自転車マナーが悪く、自転車事故が多いといった現状から事故の怖さや事後処理の方法、そしてもしものために共済があることを知ってほしいという想いで企画を行いました。地元の綜合自動車学校と協力することで自動車から見た自転車の動きを知ることができました。当日は、○×形式の自動車に関する知識のクイズや死角体験・内輪差などの体験、衝突事故再現などを行いました。また、自動車乗車体験、バイク後ろ乗り体験を行い、自動車から見た自転車の動きを知る体験を行いました。
企画を通して参加者の事故防止や安全に対する意識はとても高まったと感じています。
四国学院生協
四国学院大学では自動車やバイク通学が非常に多く、交通意識を高めてほしい、事故の怖さを知ってほしいという想いから取組みを行いました。
地元の自動車学校と協力してオートマチック車の運転体験、マニュアル車の運転体験、安全に関する講義や自転車・自動車の運転シミュレータを行いました。
昼食時には共済と自転車事故防止を呼びかけるパンフレットを配布し、参加者に説明しました。車はもちろん自転車のシミュレータも行うことで自転車の怖さも考えてもらうことが出来ました。参加者には「また参加したい」と満足してもらうことが出来ました。

警察署と協力した自転車事故防止三角ポップの作成

酪農学園生協
酪農学園では、共済の給付件数だけではわかりにくい、「大学近辺での自転車事故の件数」や「大学近辺での自転車事故の多い場所」を知るために、警察署に去年1年間の事故の件数と場所を教えていただき、それをまとめて三角ポップにし、たくさんの組合員の目に留まる食堂店に設置しました。学生委員が食堂へ行った時に、三角ポップを見ている人が結構いたので、自転車事故についての予防提案をすることが出来たと思います。また、6月下旬に行った健康ステーションでは、警察から頂いたデータを元に、ハザードマップを制作・掲示しました。
今年度、酪農学園では自転車無料点検を初めて行うことが出来るなど、自転車事故防止キャンペーンを通して充実した活動を行うことが出来ました。また、5、6月の自転車事故の給付件数を今年度も0件にすることも出来ました。今年度だけで終わる活動ではなく、今後も継続させていきたいです。

以上のように春のキャンペーンを通してたくさんの取り組みが行われました。悲惨な事故を少しでも減らすために、大学生協共済連では引き続き自転車事故防止の取り組みに取り組んでいきます。

こちらのページもぜひご覧ください『自転車事故の現実』

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