防ごう! 寒い時期の
水道管凍結・破裂事故

2022年度1月〜2023年1月の
凍結による破裂事故
支払保険金は
1553,960万円
前日までは何もなかったのに、
朝起きたら床が水浸し…
という事も寒い日は
起こります

※2022年1月~2023年1月
学生賠償責任保険の保険金支払実績

凍結・破裂事故とは?

気温が急激に下がり、⾃宅の⽔道管が凍結し、破裂してしまう事故のことです。 このような事故が起こると、⽔道管が壊れて使えなくなるだけではなく、破裂箇所から⽔があふれ出て部屋が⽔浸しになり、建物やご⾃⾝の家財が使えなくなることもあります。 建物に被害を与えれば⼤家さんに賠償請求される場合や、下の階に⽔もれが⽣じると、階下の住⼈の⽅からも家財などの修理や買替費⽤が請求されることもあり、とても⼤変な思いをすることになってしまいます・・・

給付を受けた火災共済加入者からの声(2022年2月・3月たすけあいアンケートより)

  • トイレタンクの水抜き不足により、トイレ水道管が破裂し、水道管の修理・交換をした。トイレが使用できない事が困った。
  • 水抜きをせず、ブレーカーを落として約1週間帰省したため、給湯器の凍結・水道管の凍結・破裂を起こし、階下への水漏れを起こした。
  • 水抜きが不完全だったため、バランス釜(風呂設備)のシャワー熱交換機が凍結し、破裂・破損した。
    バランス釜自体入れ替える必要になり、家でシャワー・風呂が使用できず困った。
  • 水落しが不十分だったため、水道管が凍結し、破損した。当分、水が使用できず大変だった。念入りに水落しをすべきだった。

※火災共済は2018年度をもって新規募集を停止しました。

凍結・破裂事故の全国の発⽣状況は?

やっぱり寒冷地は
件数が多い!

地域別グラフ

北海道・東北で8割を超えています
関東・甲信越でも起こっています

寒冷地での暮らしが
浅いことが多い、
1年・2年生は注意が必要です!

学年別グラフ

学部1年〜4年はどの学年も
件数が多くなっています。

凍結・破裂事故は家のどの場所で、どのように起こっている?

以下は2022年1月~2023年1月の凍結・破裂事故の⽀払事例です。

事故日 地域 事故概要 支払保険金(円)
2022/1/3 東北 凍結による給湯器の給水栓のプラ部分の破損により階下へ水もれ損害。 1,377,745
2022/1/11 北海道 水道管凍結破裂と思われる水もれ。メゾネットタイプの借用住宅1階、2階水ぬれ。 1,548,168
2022/4/30 東北 水抜き不足により水道管が凍結破損。借用住宅に被害。 249,130
2022/8/26 九州 エアコンをつけっぱなしで帰省し、水もれ発生 借用住宅・階下・動産に損害。 386,609
2022/12/22 北海道 水道管凍結破損により階下駐車場が水ぬれ。 177,100
2023/1/5 北海道 台所水道管に不凍液を入れ忘れ凍結、破裂。階下に水もれ。 395,457

その他にも以下のような事故が発⽣しています。

  • トイレ本体が凍結して割れてしまった
  • 給湯器が凍結で使えなくなった
  • 浴室の混合栓が凍結で破損した

凍結・破裂事故はなぜ起こっている?

「⽔抜き」をしっかり作業をしなかったため

凍結防⽌ヒーターのある⾃宅で電源⼊れ忘れ、ブレーカーOFFや電気料⾦払い忘れなどでヒーターが作動しなかったため

結果、急激に寒くなった⽇に⽔道管等の凍結破裂を防ぐことが出来ずに
多くの事故が多発しています。

凍結・破裂事故を防ぐにはどうすればいい?

その1とにかく「⽔抜き」が重要!

凍結防⽌ヒーターがついていない場合はもちろん、ヒーターのある場合でも⻑期不在時や急激な気温低下の場合に備えて、⽔抜きをしておきましょう!

「水抜き」 5原則

  • 最低気温が-4℃以下のときは必ず水抜き
  • 最高気温が氷点下のときは必ず水抜き
  • 長期間、留守にするときは必ず水抜き
  • 日中に冷え込みそうなら外出前も水抜き
  • 帰りが遅くなりそうなときは外出前も水抜き

外気温が-4℃になったときもね!

その2凍結防⽌ヒーターが⾃宅に設置されている場合は作動しているかを確認して、作動状態をキープしておく!

その3「不凍液」を使⽤しましょう。トイレなど⽔回りに⼊れておくと凍結事故が防げます。

  • 帰省などで長期に部屋を留守にするときは、必ず水抜きをしましょう!
  • 元栓の場所・水抜き方法は建物によってさまざまです。必ず大家さんに確認しておきましょう。
  • 留守にするときもブレーカーは落とさないでおこう!建物によっては電動水抜き装置や凍結防止ヒーターが作動していることもあります。
  • 不凍液を用意しましょう!水洗トイレやトイレタンクなど構造上、完全に水抜きができない設備もあります。帰省などで長期間留守にするときは、水抜きを行った後でトイレタンク内やトイレ内に不凍液を入れて、凍結の予防を行いましょう。

凍結・破裂事故が発生してしまったらどうする?

事故の状況に応じて、専門の方にご相談ください!

応急措置をする場合

【学生生活110番にご加入の方】

学生生活110番コールセンターに
連絡してください

応急処置に専門家の方が対応します

※水道管が破裂した場合は学生生活110番で対応できませんので管理会社や大家さんに連絡してください。

水道管の破裂や第三者へ賠償する場合

【学生賠償責任保険にご加入の方】

コープ共済センター
までご連絡してください

凍結事故が原因で水道管が破裂した場合や第三者に損害を与えた場合はこちらに事故報告をしてください

※ご加入状況や事故内容等によって保障されない場合があります。

これから新規にアパートなど借りる方へ

  • 物件が凍結破裂を比較的多く発生している物件かどうか、築年数や地域の特性に応じた対策がとられているかなどをご確認ください。多く事故が起こっている場合は理由や原因を管理会社や大家さんに確認することも大切です。
  • 水抜きの手順は設備使用書で確認するか、実際に教えてもらいましょう。部屋で教えてもらうときに、動画で撮影しておくと便利です。

学生総合共済&学生賠償責任保険に加入しよう。

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学生賠償責任保険で凍結事故のリスクに備えましょう。

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