2012年1月の健康便り —メンタル—

夢って必要?

あけましておめでとうございます。

お正月はゆっくり過ごせましたか?
今年は皆さんにとってどのような一年になるのでしょうか。
まずは、新年をどのような気持ちで迎えるか考えるきっかけとして、今回は『夢』をテーマに取り上げてみましょう。

子どもの頃、「将来の夢は?」と聞かれて「プロ野球選手」「お医者さん」「ケーキ屋さん」など目を輝かせて答えていたのに、いつのまにか現実的に物事を考え出すようになった頃から、「自分には無理かなぁ」「将来の夢なんてないなぁ」と悲観的に考えてしまうことってありませんか。就職活動を控えている方は特に悩みやすいテーマかもしれませんね。

たしかに、『夢』というと、なんだか漠然とした大きなこと、自分の人生を捧げられる「何か」という基準で考え込んでしまいますよね。
そんな時は、無理に『夢』という言葉にこだわらず、『目標』という言葉に置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。目標ならば、その人その人のペースで実現可能なことを設定しやすいですよね。また、目標を持つことは日々の自分自身の行動の原動力にもなるでしょう。例えば、「毎日読書する時間を作る」「日記をつけて今日できたことを振り返る」「朝起きたらまず○○をする」など、継続できそうな日課を設定してもいいかもしれませんね。

「自分には夢なんてないんだ」と最初からあきらめて何もできなくなってしまうより、今できることを探して試してみる方が気分的にも前向きになれます。その行動の積み重ねの中で、将来につながる「何か」にたまたま出会えるかもしれないですしね。
どんなに小さなことでもいいので、目標、発見、感動・・・あなたにとって特別な「何か」に出会える素敵な一年になるといいですね。