2012年2月の健康便り —メンタル—

悩みにどう対処してる?

あなたは今、何か悩んでいることはありますか? 大学生活、人間関係、アルバイト先、就職活動など、様々な場面で人はイライラしたり悩んだりします。今回は、何かに悩んだ時に、自分はいつもどのように対処しているのかを少し振り返ってみましょう。

悩みを感じた時、無理やり忘れようとする、とことん悩み込む、納得いくまで話し合う…、対処方法は人それぞれ違うものです。自然と身についているそれぞれの対処法を、正しいか、正しくないか、で決めることはできないでしょう。 しかし、いつも結果的に状況がこじれてしまっている、逆に悩みが倍増して余計に苦しくなってしまうという場合は、他の対処方法を考えてみてもいいかもしれませんね。解決を急ごうと焦って空回りしてしまうよりは、ふと立ち止まって、悩みそのものへの対応を変えてみてはいがかでしょうか。

例えば、いつも自分一人でなんとかしようと抱え込んでしまう人は、少し勇気を出して気持ちや考えを誰かに話してみてもいいかもしれません。ふさぎ込みがちな気持ちが少しゆるんで、新たな解決策が見つかるかもしれません。 また、きちんと話し合って解決したいのに、ついカッとなって相手にストレートに感情をぶつけてしまう人は、一呼吸おいて、本当に伝えたいことを整理する時間を作ってもいいかもしれません。一旦冷静になることで、お互いの気持ちに気付けること、理解し合えることもあるでしょう。

このように、自分の悩みへの対処時の癖を知っておくと、なかなか解決できない状況にぶつかった時に、もう少し柔軟に対処したり、ストレスを和らげたりできるヒントが見つけられるかもしれませんね。