2012年10月の健康便り —健康—
最近、「目が疲れたな」と感じたことはありませんか? 近年、パソコンや携帯電話、スマートフォン等を利用する機会が増えました。学生生活無料健康相談テレホンにも、「卒論を書いていて目が疲れる。改善法はあるか。」「電車内で携帯を見ていたら気分が悪くなった。大丈夫か。」などといった相談が寄せられています。
一般的にディスプレイ、キーボードなどのついたデジタル機器を使用する作業に伴って起こる不快な症状を総称して「VDT(Visual Display Terminals)症候群」といいます。目の疲れやドライアイなど目の症状だけでなく、ひどくなると頭痛やめまい、吐き気が生じることも。長時間同じ姿勢をとることが多いため腰痛や肩こりなどの症状がおきたり、イライラや不安感など精神的な影響がでたりすることもあります。皆さんも何かしら不調を感じたことがあるのではないでしょうか。電車などで移動する際に携帯電話やスマートフォン等を使用する人も多いと思いますが、これらはパソコンに比べて画面や文字が小さく、また画面や頭が揺れるため思った以上に目が疲れやすいもの。心身への負担はかなり大きいといえるでしょう。
下記は主に室内でパソコンを使用することを想定した留意点です。
上記の内容は携帯電話やスマートフォンなどの使用の際にも気をつけると心身の様々な負担を減らすことができます。最近ではパソコン用の眼鏡なども市販されていますね。10月10日は目の愛護デーです。この機会に日頃の自分を振り返り、いろいろと工夫してみてはいかがでしょうか。