健康便り

2013年1月の健康便り —健康—

メタボリックシンドロームに要注意

年末年始はご馳走を囲む機会も増え、楽しい季節です。でも気をつけて。食べ過ぎや飲み過ぎで、ついつい体重が増えてしまったということはありませんか?学生生活無料健康相談テレホンには、「食べ過ぎて体が重い。ダイエット法を教えて」などという相談が入ります。ただスタイルの問題以上に、食べ過ぎはメタボリックシンドロームにつながることがあるので注意が必要です。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上を合わせもった状態のことです。腹囲が男性85cm女性90cmで内臓脂肪面積が約100cm2に相当すると考えられており、この数値を超えると内臓脂肪型肥満とされています。内臓脂肪が過剰に溜まっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症が起こりやすくなります。これらの生活習慣病が重なって起こることで動脈硬化が急速に進行します。自覚症状はほとんどありません。健康診断などで注意を受けない限り気づかず、ある日突然心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの動脈硬化性疾患で倒れてしまうことがあるのです。その結果、半身麻痺などの後遺症に悩まされる人も少なくありません。
皆さんの中には「メタボリックシンドローム=中高年の父親世代の病気」 と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。でも油断はできません。メタボリックシンドロームの最大の原因は過食と運動不足。自分の生活を振り返り思い当たることはありませんか?自由な時間が増え食事や生活が乱れがちになる大学生ですが、自由になる分だけ注意が必要です。特に夜食は太りやすくなるばかりではなく、習慣化すると食欲を抑えエネルギー代謝をよくする働きが悪くなります。そのため食欲が増し、血糖値や中性脂肪の値が上昇しやすくなります。メタボリックシンドロームは大学生にも無関係ではないのです。

改善の基本は体重を減らすこと。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて増加しやすく減りやすいのが特徴なので、減量だけで内臓脂肪は減らせます。体重を落とすには過食になりがちな食生活を改め、積極的に体を動かすことが一番です。

  1. 朝食を食べない
  2. 満腹になるまで食べる
  3. 早食い
  4. 寝る直前まで食べたり飲んだりする
  5. 間食が多い

いずれも内臓脂肪が溜まりやすく肥満になりやすい食べ方です。皆さんの食生活に照らし合わせるとどうですか?

運動はウォーキング、軽いジョギング、サイクリングなどの有酸素運動がお勧め。なかなかまとまった時間が取れない人は、乗り物を利用しないで一駅分歩く、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を昇るなどでも効果大ですよ。

新年を迎え、新たな気持ちで健康面から自分の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。