健康便り

2013年2月の健康便り —健康—

海外旅行での健康トラブルを防ごう

そろそろ春休みが始まりますね。長期のお休み中に、海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。学生生活無料健康相談テレホンには「初めて海外に行くが、どんなことに注意したらよいか」 といった相談が寄せられます。

海外旅行では、健康に自信がある人でも、時差や気候の違い、水や食べ物が合わないことなどにより体調を崩しがちです。行き先によっても異なりますが、マラリアやデング熱など日本にはない感染症や、食べ物や水を介してうつる感染症がはやっている地域も多々あります。旅先で病気にならないように、そして万が一具合が悪くなってしまったときのために、事前に備えておくことが大切です。

では、どういったことを準備しておくとよいでしょう。

  1. 滞在先情報入手:その地域に特有の病気がないか。流行っている病気はあるか。衛生状態はどうか。医療レベルはどうかなど。何に気をつけなければいけないかを確認する。
  2. 予防接種:必要があれば予防接種を。接種を完了するまでに1ヶ月以上要する場合もあるのでお早めに。入国の際に予防接種証明書の提示が求められる国もあるので注意。
  3. 旅行用薬セット:海外の薬は体に合わないことも。偽物が横行していることもある。痛み止めや下熱剤、胃腸薬、ばんそうこう、生理用品など、使い慣れた薬や衛生用品を持参するとよい。感染症が多い地域では虫除け剤も忘れずに。
  4. 連絡先:万が一に備え、パスポートの連絡先記入欄には緊急連絡先となる人の住所や電話番号を控えておく。また、目的地の日本大使館や領事館の連絡先はメモにして身につけて。トラブルがあった際、制約はあるものの解決方法についていろいろ相談できる。
  5. 旅行保険加入:一般的に海外での医療費は非常に高額。ちょっとした症状でも数万円かかることも。旅行保険には必ず加入を。
  6. インスタント食品:フリーズドライの味噌汁やおかゆ、カップ麺、クラッカーなどを持参する。体調を崩したとき、食事に出られないときなどに重宝。

旅行先の病気の多くは食べ物や水からうつります。食前・外出後はできるだけ石鹸でしっかりと手洗いを。また、生水は危険です。水はボトル入りのものを選び、封がされていることを確認してから飲みましょう。氷も生水から作られている可能性があるので避けてください。食べ物は完全に火の通ったものを選び、自分で皮をむいて食べられる野菜やフルーツ以外は生の野菜類は避けましょう。
虫を媒介にして感染する病気も多々あります。虫がいる場所は極力避ける、虫除け剤や蚊帳を利用する、長袖、長ズボンなどを着用し肌の露出を減らすなど、虫除け対策も忘れないようにしましょう。動物も様々な寄生虫がいることをお忘れなく。
知識をしっかり持って、安全に海外旅行を楽しんでください。以下のホームページが参考になります。

厚生労働省検疫所FORTHホームページ