2013年2月の健康便り —健康—
そろそろ春休みが始まりますね。長期のお休み中に、海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。学生生活無料健康相談テレホンには「初めて海外に行くが、どんなことに注意したらよいか」 といった相談が寄せられます。
海外旅行では、健康に自信がある人でも、時差や気候の違い、水や食べ物が合わないことなどにより体調を崩しがちです。行き先によっても異なりますが、マラリアやデング熱など日本にはない感染症や、食べ物や水を介してうつる感染症がはやっている地域も多々あります。旅先で病気にならないように、そして万が一具合が悪くなってしまったときのために、事前に備えておくことが大切です。
では、どういったことを準備しておくとよいでしょう。
旅行先の病気の多くは食べ物や水からうつります。食前・外出後はできるだけ石鹸でしっかりと手洗いを。また、生水は危険です。水はボトル入りのものを選び、封がされていることを確認してから飲みましょう。氷も生水から作られている可能性があるので避けてください。食べ物は完全に火の通ったものを選び、自分で皮をむいて食べられる野菜やフルーツ以外は生の野菜類は避けましょう。
虫を媒介にして感染する病気も多々あります。虫がいる場所は極力避ける、虫除け剤や蚊帳を利用する、長袖、長ズボンなどを着用し肌の露出を減らすなど、虫除け対策も忘れないようにしましょう。動物も様々な寄生虫がいることをお忘れなく。
知識をしっかり持って、安全に海外旅行を楽しんでください。以下のホームページが参考になります。