健康便り

2015年8月の健康便り —健康—

夏に知っておきたい応急処置

 花子さんは友人に誘われ、山岳サークルに入りました。山では装備が大切と聞き、登山用の靴、ザック、レインウェアなど、専門店で教わりながらしっかり準備。いよいよ近場の低い山で初登山です! 思ったよりひんやりした山の空気に花子さんはびっくり。あいにく雨に見舞われましたが、レインウェアを着て寒さにも雨にもしっかり対応できました。でも、下り坂でうっかり足を滑らせ、足首をグキッ!痛っ!!。

 花子さん、大変でしたね。夏は部活動やサークルの合宿などが催され、トラブルに遭遇することも多いでしょう。とっさの時の応急処置を覚えておくと安心です。

  • 打撲、捻挫、骨折など:
    よく冷やし、患部を動かさないように固定する。
    内出血や腫れを防ぐため、患部は圧迫し、心臓より高く上げる。
    傷口は流水でよく洗い、清潔なガーゼなどで圧迫止血を。
  • 虫刺され:
    針が残っている場合はセロテープなどを張ってはがすととれることが多い。
    刺された周囲を押して毒を絞り出し、流水でよく洗う。
    刺された周囲を押して毒を絞り出し、流水でよく洗う。
  • やけど:
    流水でよく冷やす。
    服の上からのやけどは無理にはがさず、服の上から水をかけて。
    水疱は破らないようにして、何も塗らずに皮膚科受診を。
  • 熱中症:
    めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状がある場合は涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめ、体を冷やす。水分、塩分を補給し、ゆっくり休む。
  • 低体温症:
    寒い場所で冷たい地面に座る、風にあたる、雨に濡れるなどすると、体温が危険なほど低くなることがある。最初は震えが起きるが、その後ぼんやりする、錯乱状態になるなど意識状態が悪くなり、時にはそのまま命を落とすこともあるので要注意。体温が下がりきる前に温かい飲み物や食べ物をとる、乾いた暖かい衣類に着替える、毛布でくるむなどして体を温める。

 応急処置をしても症状が治まらない、傷が深い、範囲が広い、症状が悪化するような場合は無理せず受診しましょう。意識がないなどの重症時や自分での受診が難しいときは、救急車要請が必要なこともあります。

 また、事故やケガなどで治療や入通院をすることになった場合には、学生総合共済に加入していれば内容に応じて共済金が請求できることがあります。まずは大学生協までご連絡ください。

 花子さんは、先輩に足首をしっかり固定してもらい何とか下山。痛みと腫れがひどいので骨折の可能性も考えて、先輩が救急車を呼んでくれました。足がひどく痛みますが、入院などになったら治療費がどのくらいかかるのかも心配です。共済に加入しているので、電話で相談してみようと思いました。