健康便り

2015年9月の健康便り —健康—

これって性感染症?

 花子さんの友人B子さんがなんだか浮かない顔。最近彼氏ができて楽しそうだったのにどうしたんだろう〜?

 花子さんが聞くと「実は…」と言いづらそうに話してくれました。B子さん、性交渉の後から陰部がかゆくなってしまったんだそうです。「花子〜、どうしよ〜。かゆいし恥ずかしいし、彼にも言えないよ〜」

 B子さん、お気の毒でしたね。性感染症は性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。特に性器クラミジアや淋菌感染症は若者に多い感染症。代表的な性感染症と症状について知っておきましょう。

 花子さん、心配ですね。気胸は肺に穴が開き、空気が漏れて肺が小さくなった状態です。気胸にもいくつか種類がありますが、多いのは原因不明の特発性自然気胸です。どんな病気なのでしょうか。

  • 淋菌感染症
    男性は尿道から膿が出る、排尿時激しい痛みがある、精巣が腫れて熱が出るなど。女性は外陰部のかゆみ、おりものの増加や悪臭、下腹部の軽い痛みなど。
  • 性器クラミジア感染症
    男性は尿道炎、排尿時の痛み、尿道からの膿、かゆみなど。
    女性は多くは無症状だが透明なおりものの増加や軽い下腹部の痛みなどあることも。
  • 性器ヘルペス
    かゆみ、発熱、倦怠感など。痛みを伴う小さい水泡やただれなどが
    男性は陰茎の包皮や亀頭部、女性は外陰部や子宮頚部などに出現する。
  • 尖圭コンジローマ
    男性では亀頭部や陰嚢、女性は外陰部や膣、子宮口などに、イボができて鶏のとさかのようになる。
    肛門及び周辺部、尿道口にできることもある。
  • 梅毒
    細菌が侵入した場所に痛みのない硬いしこりができ、その周囲が盛り上がって中心がただれる。
    治療しなくても症状は2〜3週間で消えるが、病原体は全身に広がり、その後も様々な症状を引き起こす。

 性感染症を放置しておくと男女ともに不妊の原因となることがあります。妊娠中は早期流産の原因に、分娩時は胎児に感染させてしまうこともあります。性感染症が疑われる症状がある場合は早めに婦人科や泌尿器科を受診しましょう。再感染を防ぐために、性感染症はパートナーと一緒に治療を受けることが大切です。保健所なら原則無料、匿名で受けられる検査もあります。性感染症は無症状であることが多いので本人が気づかないうちに感染していることもあります。パートナーにうつさない、うつされないためには、コンドームの使用が有効です。

「受診なんて恥ずかしくて無理」そう思っていたB 子さん。思い切って彼に相談してみました。彼もしばらく悩んだようですが、一緒に受診することになったそうです。

「真剣に考えてくれて、かえって二人の仲が深まった気がする。」とはB子さんの弁。ちょっぴりうらやましい花子さんです。