2025年3月の健康便り —健康—

春らしい暖かな日差しが差し込むキャンパスは、春休みで学生も少なく、静かな時間が流れます。そんな中、健康管理センターの看護師モモセさんの目に留まったのは、ひとり暗い様子でたたずむ大学1年生の中島桃花さんです。心配したモモセさんが声をかけると、花粉症で特に目の周りがかゆくなりこすってしまうのと、たくさん鼻をかむので鼻の下が赤くなるのとで、顔全体の肌荒れに悩んでいるとのことです。「もともとひどいニキビもあるのに…」と目に涙を浮かべる中島さんの肌は、確かに赤く腫れて見えます。落ち込む様子の中島さんに、モモセさんが春の肌荒れケアについて教えてくれました。
「肌荒れは、ストレスや睡眠不足、不規則な生活や肌に合わないスキンケアなどでも悪化します。紫外線も刺激になるから、日焼け止めを塗るのも忘れずにね」とモモセさん。中島さんは「顔のテカリとニキビが気になって、ゴシゴシとしっかり洗顔していました。乳液もベタベタするので苦手だし…。せっかくのいい天気だから、お肌に優しい洗顔料と保湿剤を買いにショッピングに行こうかな」と日傘を差して歩き出しました。