2026年6月の健康便り —健康—

熱中症を予防する ~毎日の生活リズムを整えることから始めよう~

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 気象庁によると、今年の夏も全国的に気温が高く、厳しい暑さが予測されています。暑さが厳しくなると、健康な大学生でも熱中症になることがあります。今月は、夏を乗り切るために大切な熱中症予防のポイントをご紹介します。

<予防その1 適度に運動をする>
 私たちの体は、発汗による気化熱や皮膚の血管拡張などによって体温を調節しています。この調節がうまくいかないと、体に熱がこもり、熱中症になりやすくなります。特に初夏や梅雨明けなど気温が急上昇するときは、体が暑さに慣れていないため注意が必要です。無理のない範囲で汗をかく習慣をつけ、暑さに慣れていくことが大切です。通学時に一駅分歩く、階段を使う、軽い運動やストレッチを行うなど、日常の中で体を動かすことを意識しましょう。湯船につかり汗をかくことも効果的です。
<予防その2 睡眠リズムと環境を整える>
 睡眠不足が続くと、脳や体の疲れが取れず、体温調節機能も低下しやすくなります。勉強やアルバイトなどで不規則な生活になりがちな大学生活ですが、できるだけ毎日同じ時間に寝起きするなどして生活リズムを整えることが大切です。また、通気性や吸水性の良い寝具を使う、暑い夜はエアコンを適度に使うなどして、快適な睡眠環境を整えましょう。気温が高い日は、就寝中の熱中症にも注意が必要です。
<予防その3 バランスの良い食事をとる>
 暑くなるとそうめんや冷やし中華など、さっぱりとした冷たいものに食事が偏りがちです。麺類はエネルギー源となる炭水化物が豊富ですが、ビタミンB1が不足すると糖質をエネルギーに変えにくく、疲れやすくなります。ビタミンB1を含む豚肉や、豆腐、みそなどの大豆製品を一緒に食べるとよいでしょう。また、パプリカやブロッコリー、果物などに多く含まれるビタミンCは免疫機能やストレスへの抵抗力を保つ働きがあります。梅干しや酢、レモンや柑橘類に多く含まれるクエン酸は、エネルギーの代謝を助け、疲労回復をサポートするとされています。栄養バランスを意識した食事に加え、こまめな水分補給、汗をかいたときには適度な塩分補給も大切です。

 毎日の生活リズムを整え、できることから無理なく始めて、この夏を元気に過ごしましょう。