2026年10月の健康便り —健康—

今年も備えたい「インフルエンザ」と「新型コロナ」の流行
~感染対策と発熱したときの対応~

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 インフルエンザは例年、11月頃から流行が始まり、年末から翌2月頃にかけてピークを迎えます。しかし近年はそれより早く流行入りする年も多く、今年はすでに8月に「インフルエンザ流行シーズンに入った」と厚生労働省が発表しました。新型コロナウイルス感染症も依然として地域的な流行を繰り返しており油断はできません。
 今月は、インフルエンザや新型コロナの予防と、発熱時の対応についてご紹介します。

<インフルエンザと新型コロナの症状は似ている>
 インフルエンザも新型コロナも、症状は発熱、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感などです。よく似ているので、症状だけで見分けることは困難です。またどちらも、軽症でも周囲に感染を広げる可能性があります。高齢者や持病のある人、妊娠中の人は重症化のリスクが高いので、体調不良時にそのような方々に接するときは気を付けましょう。体調不良を感じた際は早めに受診し、インフルエンザ、新型コロナの同時検査をしましょう。なお、発熱直後はウイルス量が少なく、正しく陽性反応がでないことがあります。医療機関によっても異なりますが、一般的に半日以上経過してからの検査が推奨されることが多いです。
<予防はワクチン接種と基本的な感染対策>

 最も効果的な対策の一つがワクチン接種です。インフルエンザワクチンは、感染を完全に防ぐものではありませんが、発症や重症化を予防する効果が期待されます。
 日頃からできる感染対策は基本的なことです。石鹸を使ったこまめな手洗い、アルコールによる手指消毒、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、体調不良時は外出を控える、などです。継続していきましょう。

<症状がある時の対応>

 発熱やのどの痛みなどの症状があるのに、「少しくらいなら大丈夫」と無理をして通学したりアルバイトに行ったりすると、症状が悪化するだけでなく、友人や職場の仲間に感染を広げてしまう可能性があります。外出を控え、水分、睡眠をとるなどし、医療機関を受診します。同居の家族がいるときはできるだけ生活空間を分け、換気、マスクの着用、咳エチケットの実践など、周囲にも配慮しましょう。熱が下がっても体力はすぐには戻りません。十分に養生しながら、少しずつ普段の生活に戻していきましょう。
 インフルエンザは、発症後48時間以内に服薬などの治療を始めることで症状が早く良くなることがあります。自身の辛い症状を和らげるためにも、また周囲に感染者を増やさないためにも、体調不良時は無理をせず、休養と受診を心掛けましょう。