大学生の病気・ケガ・事故 2024
2024年度の支払件数は14,389件でした。


病気入院の原因別を見てみると、消化器系では①埋伏歯、②歯顎顔面(先天)異常[不正咬合を含む]、③急性虫垂炎の順です。呼吸器系では①気胸、②急性扁桃炎、③扁桃周囲膿瘍、腫瘍では女性特有の病気が上位を占めています。
こうした原因別順位は昨年度の2023年度と同じ傾向となっています。
こころの病(精神障害)
2024年度の支払件数は851件でした。

こころの早期対応保障
2024年度の支払件数は3,782件でした。


学生総合共済の病気入院保障では、こころの病(精神的な病気)の保障があります。
こちらは他の病気と比べて一般的に入院日数が長期となり、結果として学業や経済的にも影響を及ぼすことになりかねません。
学生総合共済はこころの病に対応し、学生の勉学継続を支えています。
こころの早期対応保障は精神疾患の診療を受けた学生に、共済期間(1年)につき1回、定額でお支払いを行っています。重篤化する前に早期に治療を行ってもらえるようにとの趣旨で、この保障を設けています。
2024年度の支払件数は3,520件でした。(感染症※による入院件数も含まれています)
※感染症の一類、二類、三類による入院は事故(ケガ)入院として扱っています。



相手と接触を伴うサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールは例年ケガ事例で上位を占めるスポーツ競技となっています。
交通事故では自転車運転中が最も多く、事故防止のため学内で外部の方の協力をいただいて自転車点検を行い、安全運転を呼びかける取り組みを行っている大学生協もあります。